@kataxさんの投稿を皮切りに盛り上がりを見せている #契約書クソコメGP
一通り見た感じ「うわこのコメント書いた記憶がある」なんてのが紹介されてなくて一安心です笑
私が紹介したこちらはクソ度高いやつを厳選して放り込んだつもりだったのですが
当社はライセンスしてあげる立場なので甲乙全部逆にして契約書を作り直してください#契約書クソコメGP#意訳です(流石にここまでストレートではない)
— T_Nakagawa (@syobon_nu22) 2017年11月2日
反社排除の対象に主要な株主を含める必要はありません#契約書クソコメGP
— T_Nakagawa (@syobon_nu22) 2017年11月2日
皆さんのツイートを見ていると上には上がいるなあと。
契約書の条項集は本でよくで出てますが、切り返し集的な書籍って出てないですよね?ということで実務から学ぶしかないわけですが、自分や周囲の経験だけに頼ると幅が狭まりますので、こうした他社事例を目にできるのは貴重ですよね。未投稿の方もご紹介いただけると嬉しいです!
さて、見ているだけでも面白いクソコメ集ですが、一部で「これ実際に受けた時どう返すのよ」ってコメントを見受けましたので、自分ならどう返すか・対応するかを考えてみました。
民法の条件と異なっているので修正お願いします #契約書クソコメGP
— Genichi Kataoka (@katax) 2017年11月1日
【回答案】
任意規定(例外は置いておきます)である民法に拘束力はございませんので、修正不要と存じます。原案のままにてお願いします。
ー法の性質から考えるパターンです。我ながら結構的確だと思うのですがいかがでしょう?
削除に応じることはできませんが、この権利は行使しませんのでご安心ください。 #契約書クソコメGP
— Genichi Kataoka (@katax) 2017年11月1日
【対策】
This is theクソコメなコメントですが、実際これやってくるところがちょいちょいあって、しかも修正するなら締結できないとかまで言ってくるので悩みどころ。
どうしても修正に応じられないというのであれば、相手方担当者のマネージャー含めいたるところに「ホンマに権利行使しないんですね?契約書は実態と離れるけどいいんですね?」てメール送りつけて、いざとなったらメールで戦うとかでしょうか。
完全合意条項あるとこれすらできませんが...
これまで、この契約書で10社以上と契約しておりますが、一度も修正を依頼されたことはありませんので、修正する必要はないと考えております。
— sora (@sora20140226) 2017年11月2日
当社からの修正要望に対して。
#契約書クソコメGP
【回答案】
他社様には他社様、当社には当社の事情がございます。修正をお願いいたします。
ー面倒なので一言完結型。あと、これ別途秘密保持義務の関係でも引っかかるコメントですよね。契約の存在そのものが機密情報とされている場合とか。他社様がこれで結んでるって言っちゃっていいのとか。
取引先様間の公平を~パターンもあるみたいですが、そもそも取引先との条件が公平である必要ないですし、あったとしても相手方の事情ですよね。同じように返すと思います。
修正履歴の色を青に変更して頂けますでしょうか? #契約書クソコメGP
— やまざき (@gjatwmltmwpj) 2017年11月2日
【対応案】
対応時の機嫌がよければやってあげるかもしれない。
ワード操作の勉強にはなるので笑
弊社は法令違反をすることはないので削除してください。 #契約書クソコメGP
— タンザニアネコ (@Tnatz2010) 2017年11月2日
【回答案】
違反しないなら削除しないでOKですね。原案のままにて進めさせていただきます。
ーもはや削除しないことを前提に。契約書が何かというのを説明するのが面倒。
逐条で「こちら受け入れ可能でしょうか?」って書いてあるだけの内部コメント。 #契約書クソコメGP
— shibaken_law (@overbody_bizlaw) 2017年11月2日
【回答案】
無下にするなら「不可です」、そうでないなら「変更の理由をお聞かせ願います」
ー無下にしていいかどうかは相手との力関係次第
修正履歴なしでこっそり修正#契約書クソコメGP
— TZK (@tzk_8) 2017年11月2日
【対応案】
どうでもいい所とか、最悪うっかりならまあいいやってなりますけど
量とか修正箇所次第ではクレーム入れると思います。
どの修正箇所でも「公平の観点から修正いたしました」 #契約書クソコメGP
— RN_tetsu (@RN_tetsu) 2017年11月2日
【対応案】
修正案が実際に公平な条件になっていると再修正と理由付けが難しい。公平にすると生じる不都合を頑張ってひねり出すしかない。抽象的ですいません。
請負契約書の瑕疵修補について、受注者側から、「受注者の責めに帰すべき事由によらない不具合は、瑕疵ではなく、したがって、受注者は民法上の瑕疵担保責任を負いません。」 #契約書クソコメGP
— マイニチぱみゅぱみゅ(●´ω`●) (@Utastm) 2017年11月2日
※民法では、請負の瑕疵担保責任は無過失責任です。
【対応案】
法定責任説の論パでも貼り付けておきましょう...笑
外出予定で時間がないため以上ですが、帰ってきたら追記します。
ここまで書いててむなしさを覚えてしまうのが
こちらがどれだけちゃんとした案を考えようとも、えてしてこういうクソコメを書く側の条項案が通ることが多いんですよね。論理は暴力には勝てない。悲しいものです。
じゃあ手っ取り早く契約交渉終わらせたければクソコメを乱発すればいいのではないかという疑問も浮かびますが、自分の性格上...
さて、私のカウンター案は以上ですが
こっちの方がいいんじゃない?それはやめた方がいいんじゃない?みたいなのがあったら気軽にコメントくださいませ~
ご覧いただきありがとうございました。