ツイッターでも紹介した本「図解主義!」のお話。
米国弁護士が書いた法律関係の図解ハウツー本。古いけど中身がとても🎯🎯🎯 pic.twitter.com/ouraMqDHCO
— Nakagawa (@nakagawa_fbbiz) October 17, 2019
「法律関係の図解大事」ってよく言われるけどイマイチしっくりこない、どころか全然しっくり来ないという方はぜひ読んでみてください。問題解決に役立つこと請け合いです。
古いけどとても役に立ついい本だったのでご紹介。発売日が2005年だったので共感を得られにくいかと思っていたところまさかのリプをいただきました。blanknoteさんとはっしーさんより。
これ私も読んだことがあります。とても良い本でした。
— blanknote (@blanknote) October 17, 2019
14年前かー、懐https://t.co/1NWBrF8szG
— Takuji Hashizume (@takujihashizume) October 17, 2019
経験豊富なお二人の印象にも残っているというのはステキ本であることの裏付け、かつ私の目の付け所が優れていることに他なりません(キリッ
図解論
図解に躓いた経験がある図解はわかるかと思いますが、図解はやろうと思ってできるものではありません。
図解も技の一つである以上、うまくアウトプットしようとすればスキルが必要なのは当然の話です。
(けど、見てるだけだと簡単にできそうなのがタチ悪いですよね)
しかも法律関係の付き合いは癖がある上にノウハウが少ないのです。
図解をプロセスで分けると、要素で
- 分ける
- くくる
- つなげる
が基本動作なのですが、法律関係の要素を図で「くくる」「つなげる」について具体的にどうするかがノウハウとしてあまり蓄積されていません。これが法律関係を図解する難易度を上げています。
ちなみに「癖」というのは当事者間でのやりとり、つまり矢印が多くなり複雑な図になりやすいということです。例として取引や主張反論など。
何もインプットせずにリーガル関係を図解すると必ず壁に当たると思います。図解に慣れていない人は、まずは図解主義をさっと読んでからチャレンジしてみることをお勧めします。
図解スキルを伸ばしたければ
インプットしたらまず手を動かすとよいです!
自分の経験上、図解スキルを伸ばしたければ図を書いて図を書いて図を描くと良いです。ちなみにNDAにおける法律関係を使ってさっそく図解作ってみました。ポイントは抑えられている、はず。多分。
自分で図が思い浮かばないなら他人のまるコピでも全然OK。予備の論文式試験で一番点数を伸ばしてくれたのは「写経」でしたが図解でも写経は有効でした。変わったアナロジーをしていると我ながら。
気になった方は中古でさくっと買ってしまいましょう...と思ったらAmazonの中古が5000円近くに高騰しておりました。紹介がきっかけで高騰したならもはや私はインフルエンサー、ですがそうではないと思うので、ヤフオクやメルカリで買ってください。メルカリで1000円前後で出品されているのを確認しました。
法律関係図解シリーズ
シリーズ化できそうなので、ブログ(ここ)とツイッターで法律関係の図解シリーズを続けてみます。興味ありましたらご覧くださいませ。
あと、この取引を図解するとしたらどうする?みたいな事例質問もお待ちしてます。(SNSで公開するので機密的な情報を持ち込むのはやめてくださいね笑)
最後にもう一回言っておきますと、図解スキルを伸ばしたければ図を書いて図を書いて図を描くことが大事です。ブログを読んでいただいて図解への興味を持っていただいたようであれば、ぜひ手を動かしてみてください。
リーガル系で図解ができる人は少ないので良いアピールポイントになりますよー