ブログにナレッジを蓄積する
先日情報法務系ブロガーのkaneko氏が来京したので河原町近くの肉バルで飲んでいました。いわゆるオフパコです。違うけど。
いろいろとお話をしたのですがその中で
「ツイッターはカジュアルに発信できてよい一方ナレッジが蓄積できない。なのでブログと並行してやるべき」という話題が挙がりました。
ツイッターは流れちゃうので情報の一元化が不便なんですよね。
ということで思い立ったが吉日。以前ツイッターで公開して好評だった法律関係図解シリーズを整理して掲載します。
決定木分析を図解しました
「示談交渉は着手金15万、訴訟移行で追加20万。いきなり訴訟なら30万。先に説明したとおり勝ち目は充分あるので、先方が合理的判断をすれば示談で終わる見込みもありますが、先方の出方は私にはわかりません。先方の性格を知ってるあなたの方がまだわかる。どうしますか」
— ystk (@lawkus) March 16, 2019
「先生にお任せします」
「」
lawkus先生の架空事例をベースに。数理法務概論で出てくる事例より、こちらの事例の方が身近なので分かりやすいかと思います。
解説する、といってもスライドにまとめてあります。分かりやすくてステキとのコメントもいただいたので嬉しい。ではどうぞ。
ツリー形式の図解、オススメです
みんな大好き数理法務概論の中に、リスク分析の手法として「決定木分析」というものが紹介されています。
決定木分析自体はコンサルの分析本でもよく紹介されている手法ですが、法務界隈に導入するどどうなるのでしょう、という話ですね。
リスク算定に必要な要素を洗い出して、決定者に適切な意思決定をしてもらうためのものです。リスク算定と親和性の高い法務パーソンは考え方だけでも知っておいて損はないかなと思います。私も法務時代はちょいちょい使ってましたし。
以前の図解エントリーで、図解の基本は
①要素に分解する
②グルーピングする
③繋げる
ことだとお話しました。
本図解はまさにこの3ステップで組み立てられているので流用しやすいかと思います。
図解にもいろいろとパターンがあり、本エントリーで使用している「ツリー形式」はとっても簡単なうえに便利です。
汎用性が異常に高いうえに、思考の基本パターンでもあり使えるようになるとあらゆる業務で活きる個人的に一番コスパの高い図解。図解を始める第一歩に最適ですので、図解をはじめてみたい人はぜひ参考にしてみてください。